本校OG 櫛下久子さんからのメッセージ

令和4年11月29日(火)の南日本新聞に本校OGの【櫛下久子さん】の記事が掲載されました。

令和4年11月29日(火)の南日本新聞 より


下記、新聞には掲載しきれていない、櫛下久子さんから頂戴した原文メッセージになります。

是非ご覧ください。

創立百周年記念式典に参加して


 11月13日早朝雨の中、母校である鹿屋市立西俣小学校の創立100周年の式典に参加する為小3と小1のひ孫達と一緒に娘の車でフェリーに向かいました。

 学校に着いた時には、雨もすっかり止んで今日の良き日を応援しているかの様に思いました。

 会場に入ると壁には之までの卒業写真が飾られ、多くの人が感慨深そうに見入っていました。
私も昭和8年卒の写真を見て、今は亡き恩師や級友を偲び遠い日を懐かしく思いました。

 いよいよ式典が始まり、100年のあゆみのビデオや全校児童38人の各々が歌やダンスに演劇をいきいきと発表し、
ひ孫達も笑顔で拍手をしたりして、その場の雰囲気に浸っていました。

 最後に弟作曲の校歌を聴き、子供達の晴れやかな歌声に感激しました。

 前日は私の102歳の誕生日で当日の式典が103歳への出発の日となり最良の日でした。今日のこの感動を柱として、之からの余生を穏やかに進んで参りたいと思います。

 校長先生はじめ関係者の皆様方、すばらしい一日をありがとうございました。

令和4年11月18日
櫛下 久子


校長より一言

記念式典の少し前に電話がありました。最初に「西俣小学校の卒業生です。昭和8年~」と聞いたときに頭の中で「昭和8年生まれの方だな。だとしたら今,80代の方だな。」と勝手に判断して話を進めていると何か話が合わないところが出てきました。すると「昭和8年の卒業生」とのこと。思わず

「櫛下さんはおいくつですか?」と失礼ながら年齢を尋ねることでした。

電話で西俣小学校の思い出話を語られるその様子からは102歳の方とは到底思えず何度も「本当に102歳ですか?」と聞いてしまうほどでした。

そして「記念式典に伺ってもよろしいでしょうか?という嬉しい提案。

私も「どうぞいらしてください。喜んでお待ちしています。」と声弾ませて答えました。

今回、記念式典に出席された上に南日本新聞に心温まる投稿を寄せていただき胸が熱くなる思いです。

職員や子どもたちにも紹介しました。みなで感動を分かち合いました。

「記念式典をしてよかったね」とみなで改めて思いました。

ここに載せている櫛下さんの原稿は原文になります。新聞とはまたひと味違った櫛下久子さんのあふれる思いを感じ取っていただけたら有り難いです。

余談になりますが、櫛下久子さんの弟で校歌を作曲された櫛下卓志さんは鹿児島市の明和にお住まいです。私は奥様と電話でお話をさせていただき、校歌についてもお聞きするとこでした。

この創立百年で様々な縁やつながりができ、今も広がっています。

西俣小学校の絆をこれからも大事にしていきたいと思います。

最後に、櫛下久子さん 102歳のお誕生日おめでとうございます。これからも末永く西俣小学校をどうぞ見守ってください。

西俣小学校長
松元 優彦


西俣小学校へのメッセージ

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